施工実例No.221
色・質感・カタチにこだわった住まい。
白、黒、ステンレスでまとめた大空間リビング、
フラットバー階段手すりやスクエアなドアノブなど見せるインテリア。
構造・工法 | 新築木造注文住宅|自由設計|2階建て|二世帯住宅|木造<重量木骨>SE構法(長期優良住宅)| |
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インテリアほか | デザイン壁クロス|シャンデリア|ロフト |
設備機器 | 床暖房|浴室暖房乾燥機|エネファーム(給湯+TES+発電)| |
設計・施工(工務店) | 山木屋一級建築士事務所|山木屋建設が施工|2017年9月完成 |
今回のご希望 |
◇頑丈な二世帯住宅を建てたい。 ◇ガレージは車2台+自転車数台。別に物置のスペースもほしい。 ◇白基調で落ち着いた外観・内観にしたい。 ◇LDKは広く開放的にしたい。 ◇キッチンは広くスマートなデザインにしたい。 ◇インテリアのデザインのモチーフはスクエアに。 ◇収納スペースを多く設置してほしい。 ◇居室にはロフトを付けたい。 |
施工ポイント | ◇SE構法で耐震レベル最上級「等級3」の強度を実現。 ◇車2台分の間口の広い車庫を鉄筋コンクリートで設計、高さ設定に制約があったため地下車庫の天井スラブを薄型軽量化(ボイドスラブ工法)して大空間を実現した。さらに約10帖の自転車置き場と物置スペースを確保。 ◇モルタルの外壁をジョリパット仕上げにして質感の高い外観を演出。 ◇南面に大きな掃き出し窓がある明るいLDKは柱のない大空間。SE構法で可能に。 ◇天板が広く下部が両面収納のキッチンは、使いやすく収納力もたっぷり。 ◇フラットバーの手すりやドアノブなど、スクエアをモチーフにした見せるインテリア。 ◇収納は各室のほか共用部にも配置して収納力アップ。(収納面積17.3帖分) ◇2部屋には梯子利用のロフトを施工し、もう1部屋の大型ロフトは階段付き。 ◇地下車庫と屋上バルコニーは二世帯それぞれが直接出入りできるよう設計・施工。 |
写真解説 | ◇ホワイトのモルタルの外観。擁壁の上はデッキテラスと同じ材料でナチュラルな素材感を演出した。素材は耐水性のある強度の高い人工木。上質感のあるガラス製門扉はご主人のご希望。 ◇LDKを2方向から見る。この広い間口の大開口空間は、最大で9mのスパンを取れるSE構法だから実現した。その快適さは見ての通り。スワロフスキーの3基のペンダントライトとシャンデリア。 ◇シンプルだが広くて使いやすそうなキッチン。 ◇キッチンの床材に注目。フローリングと微妙な色調を似せたフロア硬質シート。汚れはサッと拭くだけでOK。ガスレンジ周り。石壁にも見えるのは3種類(石、硝子、金属)の素材のモザイクタイル。 ◇大きく強力なレンジフード。 ◇冷蔵庫や電気ポット等もモノトーンで統一。キッチンと背面収納の天板は新素材のセラミックトップ。 ◇玄関ホールより2階へ。色調や質感を徹底して統一。ドアが、通常の室内ドアより高いハイドアを使用。空間が広く感じられる。 ◇2階への階段手すりは断面形状を変えたセミオーダー。階段は“ささら”を見せない仕上げで質感を高めている。 ◇廊下の奥が親世帯へ通じるドア。右手のクローゼットは天井までの高さがあって収納たっぷり。 ◇奥様の居室は白で統一。写真では全く分からないけどヘプバーンの写真があって、気分は「ティファニーで朝食を」です。ロフトには梯子で昇るので季節性の高いものを収納。 ◇ご主人の居室。階段を上がるとロフトがあり、ご主人の趣味の部屋として十分な広さがある。ご主人のロフトには天窓付き。 ◇お子様の居室。お子様部屋ロフトには1面の壁をお絵描きのできる黒板仕様に。 ◇階段を上って屋上へ。2つのドアの片方は親世帯宅からの階段ドア。 ◇屋上。写真の左右双方に、川崎側と世田谷側の花火が上がるそうだ。 ◇広さもあって機能的な洗面台・ランドリー。浴室の壁も屋内のイメージと統一で居室の様だ。 ◇お客様が使うかもしれない1階のトイレも居室の延長上でホテルライクに。 ◇2階のトイレは好きな海をモチーフに青系で。鏡は舷窓のイメージ。 ◇階下のガレージへの階段。 ◇階下のガレージを外から見る。2台分ゆとりの広さがあるのも基礎を頑強にしたからで、ドア間口より中の方が広い。シャッター脇のドアは自転車も置ける倉庫。写真のさらに左手に親世帯の門がある。 |