施工実例No.215
車いすに対応した満足度の高い賃貸アパート。
障害のある方と共生する社会の住む人に寄り添う住まいのカタチ。
最新設備機器を設置した障害者向け賃貸アパート。
[施工実例No.216 横浜市鶴見区]
構造・工法 |
新築木造注文住宅|自由設計|2階建て|木造<重量木骨>SE構法(長期優良住宅)|障害者向け賃貸アパート| |
インテリアほか |
デザイン壁クロス| |
設備機器 |
エコジョーズ(給湯)|浴室天井走行式リフト(手動)|バリアフリー設計 |
設計・施工(工務店) |
山木屋一級建築士事務所|山木屋建設が施工|2015年8月完成 |
今回のご希望
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◇借地として貸していて戻ってきた土地を有効活用、できれば社会貢献できるカタチで…(地主さん)
◇車いす対応の賃貸アパート(障がい者向け)が少ない…(福祉法人)
◇車いす対応の賃貸アパートを建てて福祉に協力したい…(建物オーナー)
◇賃貸アパートで自立した生活をしていきたい…(入居希望者)
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施工ポイント
土地の有効活用について山木屋がコンサルティング |
◇地主さんの土地を福祉法人に山木屋がご紹介。
◇建物オーナーさんへ、福祉法人の要望する車いす対応賃貸アパートを山木屋が企画提案。
◇地主さんと建物オーナーさんが借地契約が成立。
◇建物オーナーさんが福祉法人の要望する車いす対応賃貸アパートを建設。そして福祉法人と借家契約が成立。
◇福祉法人の要望する車いす対応賃貸アパートを山木屋が設計・施工。
◇入居希望者を福祉法人が募集・賃貸する。
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写真解説 |
◇1階に2世帯、2階に2世帯の新築の賃貸アパートといった一般的な趣の外観。外壁はグレードの良い素材(耐光性・耐食性・色あせ防止)を使用。
◇1階の2世帯のアプローチにはコンクリートでなく滑り止め加工された大判のタイルが敷かれてある。道路との段差には段差プレートが。
◇2階の2世帯へは共用階段で。
◇1階の玄関ドアは引き戸になっておりオートロック。
◇玄関の中をのぞいてみると、2階の居室同様に三和土と室内フロアに段差のないバリアフリー。
◇バスルーム・洗面・トイレの敷居には排水溝が設けられ、できるだけ居室内に水滴が入らないように工夫されている。
◇1階居室内。フロアは車椅子でも汚れにくい素材で。写真では見えにくいが、天井には昇降式の室内物干しを設置。車椅子のままで洗濯物が干せます。
◇車椅子の高さに合わせた“低い”キッチンシンク。当然ながら収納棚も昇降式。
◇洗面・トイレは要所要所に手すりが。
◇バスルームには天井走行式リフト(手動)があり、入浴を補助してくれる。
◇バスタブはあえて幅を一杯にせず、一旦腰を掛けられるようなエプロン部を設けてある。
◇2階の玄関ドアを開けても即キッチンとはならないように、収納を設置してワンクッションとしてあり、賃貸住宅でもグレード高め。
◇分譲タイプ並みの質感の玄関。バリアフリーでいわゆる三和土と室内フロアに段差はないが、外のアプローチからの色調・素材と切り替えることで区別している。
◇壁クロスは全面同じではなく一面だけ表情の違うものに。
◇使いやすそうなワンルーム。
◇ コンパクトなキッチン。窓もあって明るく使いやすそう。
◇IHコンロとレンジフード。
◇2階の居室。天井のシーリングライト脇に見えるのは簡易スプリンクラー。“施設”だと本格的に配管を敷設しなければならずコスト高に。タンク式のこれなら容易に設置可能。一般の住宅にもほしいですね(1階居室にも設置)。
◇グレードの高い洗面&トイレと浴室。
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