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グリーンとホワイトの外観。LDKに天窓とダブルファンのある住まい。
<重量木骨>SE構法


山木屋の耐震補強したフルリフォームの家、施工事例No.215は自由設計のリフーム
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木造改築(耐震補強)


山木屋の自由設計の家、施工実例No.212は重量木骨の家-耐震構法SE構法で設計施工した新築一戸建ての画像
南面に芝生と菜園の庭を設計した上質の住まい。
<重量木骨>SE構法


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快適な暮らしを応援する「健康生活カレンダー」

 

ハッとして目を覚ます自分のイビキも口呼吸をストップすれば静かになります。

寝ている時、狭い気道を空気が通って振動音発生。山木屋FS210コーヒーイラスト

イビキはいつ、どんな時にかくか?といえば、あたりまえですが寝ている時、それも仰向けに寝ている時にかきます。それがイビキをかく仕組みでもあるからです。起きている時は首が直立の状態になっていて、気道が筋肉に支えられて広さが確保されていて、それで呼吸がスムーズにできます。一方、仰向けに寝ている時は筋肉がゆるみ、重力で舌が喉の奥に下がってしまうために気道が狭くなってしまいます。この狭い気道を空気が通ろうとするために、周囲の粘膜を振動させてしまい、結果的に音が出てしまうのだそうです。太り気味の(肥満傾向にある)人がイビキをかきやすいというのも、喉の周辺にも脂肪がついていて、気道を確保しづらいという状態だからです。

枕を変えるか、横向きに寝るか、お酒を止めるか?
どんな状況でイビキをかくか見てみると、基本的には、枕があっていない、それも高すぎる場合が考えられます。前号の寝具選びで、背骨の理想的なS字ラインを寝ている時にも保てることがポイントとご紹介しましたが、特にイビキ対策には枕のフィッティングが大事です。イビキは仰向けに眠っている時に気道の確保ができなくて起こるのですから、気道が広く開くような首の角度になる枕を選びましょう。その意味では,横向きに寝ればイビキはましになるとも言われていて、横向きに寝るための枕も販売されているようです。また、お酒を多く飲んだ日の夜にもイビキがひどくなりがちです。これはアルコールを摂取したことによっていっそう筋肉の緊張がゆるんで、より音が大きくなったり時間が長くなったりするからのようです。イビキは自宅の寝室で寝ている時だけとは限りません。何度も言うように、イビキは仰向けに寝て気道が狭くなって起こるのですが、電車の中で上を向くと、同様のことが起こるわけです。たまに見かけますよね、上を向いて口を開けてイビキをかいている人。できるだけ気道を確保して空気を通そうとしているのでしょうね。みっともないだけでなく、赤の他人に迷惑をかけますよ、注意しましょう。

お手軽グッズでもそれなりに解消できます。
手っ取り早いイビキ解消グッズも市販されています。電車の中の人の例でもそうですが、イビキをかいている時、多くの方は、空気を通そうとして口呼吸になっているのがポイント。お馴染みの鼻に貼るテープは、テープのプラスチックの弾力で鼻孔を広げ、通りをよくして口呼吸を減らそうという考えです。同様の考えではマウスピースもオススメです。マウスピースが顎の位置を前にせり出させて気道を確保。呼吸が楽になります。そして筆者が実践しているのは、縦に真一文字に貼るテープ。口を軽く閉じて貼るだけですが筆者には効果的なようです。市販のものもありますが、実は筆者は普通のばんそうこうテープ。意外と使えます。ただしこれらは“手っ取り早い”対処法。根本的に治すには、喉周辺の筋肉を鍛えることでイビキをかきにくい体質にする運動もあるようです。また睡眠時無呼吸症候群だとすると大変です。家族にイビキの様子を確かめてもらい、早めに専門外来に相談しましょう。

<山木屋フォーシーズン Vol.215/2017年 新年号より>


現代人には難しい?快適な睡眠。忘年会や年内仕上げの残業がハードルに。

人間に特徴的な、脳を休ませるノンレム睡眠。

もう一度睡眠のメカニズムを見てみましょう。睡眠と一口に言っても、体だけが休んで脳は動いている状態の浅いレム睡眠と、脳も体も休んでいる状態の深いノンレム睡眠を、60〜120分ごとに繰り返していることが知られています。このノンレム睡眠は哺乳類(と鳥類)にしかなく、進化の過程で脳が大きく進化した結果、脳を休ませるノンレム睡眠が必要になったのだそうです。睡眠は体だけでなく、脳をしっかり休ませ、回復させる時間なのですね。睡眠中の脳は、日中の出来事を記憶に残したり、古い記憶をうまくまとめて思い出しやすくするなどの作業を行っているといいます。また複数のホルモンが睡眠中に分泌され、身体の各機能の調節も行われているようです。

快適睡眠のためには夕食から準備を始めよう。山木屋FS214号の快適な睡眠イラスト
ちゃんとした睡眠を取るには、そのための準備が必要です。日中、私たちの身体は興奮・緊張の働きをする交感神経が優位になっていますが、夜になると、心身をリラックスさせてくれる副交感神経優位へと切り替わります。特に夕食後から寝る前までの約3時間は、良い睡眠に入るための準備タイムなのだそうです。まず食べたものを腸が消化・吸収するのに必要な時間。そして、十分に副交感神経に切り替わるのに要する時間です。ですから、たとえば昼食後など起きている時に胃腸の働きが活発化すると、副交感神経が優位になって眠くなりますが、そのまま寝てしまうと胃腸に物が入っている状態なので、消化吸収のために内臓が働き続けて交感神経が優位のままの状態が続き、質の悪い睡眠のまま目を覚ましてしまいます。夜も同じです。睡眠の直前にしか食事を取れない場合は、消化のいいメニューを選び、食事量は普段の半分以下に。入浴のお湯の温度は39〜40度、15分程度の半身浴にします。メニューとしては糖質少なめで食物繊維の多い、日本食が夕食にはお薦めと言えそうで。

寝具選びにプラス。ぐっすり眠れる環境づくり。
ぐっすり眠るために寝具にこだわる方も多いことでしょう。寝具メーカーのホームページなどを参照するとポイントは、身体の自然な立ち姿、背骨の理想的なS字ラインを寝ている時にも保てる、ことのようです。敷布団やマットレスが硬すぎたり柔らかすぎたりするとS字ラインが崩れ、身体のどこかに負荷がかかりストレスになるようです。枕を含めてたくさんの寝具を試し、自分の寝る姿勢に合うものを探すことがお勧めです。寝具選びにこだわると同時に配慮したいのが、寝室の環境づくりです。寝室の室温は13〜29℃、布団の中が33℃くらい、湿度は50〜60%、エアコンや扇風機の風が直接体に当たらないようにします。照明は白熱灯のようなオレンジっぽい光がお薦めで、間接照明もいいでしょう。また、パソコンやスマートフォンのディスプレイから出る、いわゆるブルーライトは、私たちの脳にある体内時計に作用するとも言われ、夕方以降の浴びすぎには注意です。音の環境が難しく、エアコンの室外機程度の音でも、ほとんど無音でも目が覚めるというデータがあります。屋外からの音は遮光カーテンでも遮音効果があるようです。

<山木屋フォーシーズン Vol.214/2016年 夏&秋の号より>


1日1万歩は誤り?8千歩でOK!ただし必ず20分は中強度でウォーキング。

歩きすぎて疲労蓄積。免疫力低下では逆効果。山木屋FS213号のウォーキングイラスト

もともと「1日1万歩」は厚労省が提唱したスローガンですが、ある医学博士が15年に及ぶ追跡調査で「健康にいい歩き方・悪い歩き方」を研究した結果、「1日1万歩」は目安にはなるものの、歩き方によっては「健康を害する」場合があると発表したのです。この医学博士は、群馬県中之条町に住む65歳以上の5千人の方(ほぼ全住民)にモニターとなってもらい、歩行・運動の量や時間を運動の強度とともに測る計器を装着して得られた、入浴時を除く1日24時間の生活行動データを、15年にわたって収集・分析。身体活動と医療費の関係について調査してきました。その結果、健康長寿という点では、「1日1万歩」という歩数だけを目標として、さらには2万歩、3万歩…と「歩けば歩くほど健康になる」と思って歩きすぎては、疲労が蓄積して免疫力が低下し健康を害することもあるというのです。

ほど良いウォーキングは「8000歩/20分」。
過度な運動が健康を害するという例では、40代半ばのトライアスロンをしている男性の例があります。血管は、血流中のいろいろな物質が作用して、内部を傷つけることがあります。それが加齢とともに傷の修復が遅くなり、血管内が細くなったり、でこぼこした状態になったりしてしまいます。激しい運動をしている時、心臓から送り出された大量の血が、流れにくくなった血管を通ろうとすればするほど、血管は詰まっていきます。その結果が動脈硬化です。「激しい運動ができるほど健康度も高い」という安心は誤りで間違っているわけです。そうです。やりすぎでもなく、足りなさすぎでもない「ほどほどの運動」こそが、健康に効果的なのです。ウォーキングでいえば、1日2万歩、3万歩はやりすぎで、時々立ち止まっての愛犬との散歩では足りなさすぎです。ほどほどの運動の数字の指標としては、前述の博士の研究では「8000歩/20分」。1日24時間の総歩行数を8000歩として、そのうち20 分は「運動強度・中」の歩行を行うというものです。この運動強度とは「メッツ(METs)」という単位で表されるもので、音楽を聴いている時、読書をしている時、テレビを見ている時など安静にしている時を1メッツとすると、オリンピックのマラソンでチャンピオンになるくらいの運動が20数メッツで最大です。

2カ月続ければ長寿遺伝子が目覚める!
中程度の運動強度とは聞き慣れない言葉ですし、8000歩/20分などというと、1日1万歩のように数字だけが目標になりかねません。肝心なのはその中身。中強度の運動(歩行)とは「なんとか会話ができる程度の速歩き」のイメージです。のんびり散歩ではゆっくりすぎで、話ができないほどの競歩のような歩き方だと速すぎます。さらに、このウォーキングが健康促進に効果を発揮するためには、2カ月は継続してください。人間には、体内で細胞の損傷を防いだり、エネルギー生産に影響を与えたりしている酵素をつくるはたらきを持つ「長寿遺伝子」というのがあり、2カ月このウォーキングを続けると、誰もが持っている遺伝子が眠りから覚めて活性化されるのだそうです。

<山木屋フォーシーズン Vol.213/2016年 春の号より>


風邪かな?実はRSウイルス感染。特に小さなお子様、高齢者は要注意!

マスクと手洗い励行、冬の健康法をしっかりと。

RSウイルスという名のウイルスによる感染症は、例年冬期に報告数のピークを迎え、夏季は少ない状態が続いていましたが、年ごとの報告数をみると2011年以降は増加傾向がみられ、今年は特に多いようでさらなる注意が必要と、厚生労働省は警告しています。RSウイルスのRSは呼吸器の合胞体といった意味で、このウイルスが感染すると、呼吸器の細胞が合わさって1つになるため、そう名づけられ、ノドや気管支などの呼吸器に感染するようです。RSウイルス感染症はこのウイルスに感染している人が咳やくしゃみ、会話の際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込む飛まつ感染や、感染している人との直接の濃厚接触や、ウイルスがついている手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、おもちゃ、コップ等)を触ったり又はなめたりすることによる間接的な接触感染で感染します。結核のように空気感染することはないようです。

小さなお子様ほど重症化のリスクが高い!山木屋FS212号のRSウイルス感染イラスト
RSウイルスに感染すると普通は、2~8日間の潜伏期間を経て発熱、鼻汁などの症状が数日続きます。普通は風邪かな?程度の軽症で済みますが、重くなる場合には、その後咳がひどくなり、喘息のような呼吸困難な症状が現れます。場合によっては、細気管支炎、肺炎へと進展していきます。初めて感染した乳幼児の多くは、鼻汁などの上気道炎症状のみで数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化するなどの症状になります。早産や、心臓や肺に基礎疾患があったりする場合には重症化のリスクが高まります。生後1か月未満の乳児がRSウイルスに感染した場合は、例外的な症状を表すこともあって診断が困難な場合があり、また突然死に繋がることがあり、親が注意してあげましょう。一方、成人の場合は風邪のような症状で済みますが、高齢者は介護施設などでの集団発生例もあり、インフルエンザと同等の注意が必要です。

多くは親からの感染?受動喫煙も感染経路。
RSウイルスは感染力が強いウイルスなので、予防方法としては、まず家族全員が手洗いをしましょう。そして、親子ともに、風邪をひいた人との接触を避けます。具体的には受動喫煙の可能性がある場所や、人の出入りが多い場所(保育所も含む)、乳幼児と兄姉(学童、幼稚園児)との接触などは避けましょう。親が喫煙者の場合は、タバコの煙は、子供の気道を刺激して咳症状を悪化させること、感染時だけでなく、健康時にも気道の状態を悪くして感染のリスクを高めることを覚えておいてください。実はRSウイルスは、誰もが誕生以来何度も感染を繰り返しているウイルスで、大人になるほど風邪程度ですむため、感染していても自覚症状が出ないことが多いのです。ですから風邪を引いている家族がいる場合には、感染しやすい乳幼児の寝室は他の家族と別にしましょう。なおRSウイルスに効くワクチンは今のところ無いそうです。

<山木屋フォーシーズン Vol.212/2016年 新年号より>


ブルガリア、カスピ海、それとも?ヨーグルトは機能性で選ぶ時代です。

ヨーグルトの乳酸菌が腸内環境を整えます。山木屋FS211号のヨーグルトの乳酸菌イラスト

ヨーグルトは、牛乳のほかに水牛の乳、羊の乳、山羊の乳などに乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作る発酵食品です。乳酸菌や乳酸菌の一種であるビフィズス菌は、もともと腸内に存在している善玉菌の一種で、よく知られている便秘改善効果のほかにも、腸内の免疫系を刺激してNK細胞を活性化し、免疫力を高める働きがあります。これが風邪やインフルエンザを予防する効果があると思われ、やはり乳酸菌の一種であるラクトフェリンなどはノロウイルスの感染予防ができると考えられています。

食後、食物繊維、2週間で効果を発揮する乳酸菌。
それぞれの菌と機能は後述するとして、共通して言えるのが、効果を発揮するための“摂り方”があるということです。まずは「食後」に摂ること。乳酸菌やビフィズス菌は胃酸に弱いので、食事で胃酸が薄まった食後に摂った方が効果を発揮しやすくなります。さらに「食物繊維」もたくさん摂ること。乳酸菌は善玉菌の一種といいましたが、そのエサは食物繊維。ヨーグルトだけを食べるのではなく、野菜や果物はもちろんですが、手軽に摂れて食物繊維が豊富なドライフルーツやシリアルを加えて食べるのも良いでしょう。そして「2週間」は続けてみましょう。乳酸菌やビフィズス菌は腸内細菌のバランスを整える、変えるのがポイントですが、それには2週間ほど続けて摂ってみてください。それでも便通が改善するなど変化が見られなければ、あなたの腸と菌の相性が良くないのかも。別の菌に変えてみましょう。効果を判定するにはウンチを見るのが良い方法。黒すぎず黄色すぎず硬軟ほど良ければ効果ありです。

おもな乳酸菌と機能、効果。([ ]内は商品名になっている場合)
[LB81]乳酸菌…整腸作用。便秘改善。皮膚機能改善。
OLL1073[R-1]乳酸菌…免疫力向上。インフルエンザなど感染予防効果。
ビフィズス菌[BB536]…整腸作用。感染予防作用。抗アレルギー作用。コレステロール低下作用。大腸がん予防作用。
乳酸菌シロタ株…整腸作用。感染予防作用。抗アレルギー作用。発がんリスク低減。
ビフィズス菌BE80…便秘改善。美肌効果。
フェカリス菌…花粉症の症状改善。
[ガセリ菌]SP株…整腸作用。内臓脂肪蓄積抑制。感染予防作用。免疫系活性化。ストレス軽減効果。コレステロール低下作用。
[L-55]乳酸菌…整腸作用。花粉症の症状改善。抗アレルギー作用。イソフラボンの吸収促進。
L[GG]乳酸菌…抗アレルギー作用。感染予防作用。整腸作用。
ビフィズス菌[LKM512]…便秘改善。アトピー症状緩和。
[LG21]乳酸菌…ピロリ菌抑制。発がんリスク低減。
[L-92]乳酸菌…アトピー対策。花粉症対策。インフルエンザ対策。便秘対策。
L.rプロンティス菌株…歯周病菌の増殖抑制。
[ラブレ]菌…便秘や冷え性。肩こりや腰痛など更年期症状の改善。美肌効果。貧血などの体調不良を改善。

<山木屋フォーシーズン Vol.211/2015年 夏&秋の号より>


「ひと粒で300メートル走れる…」これって機能性表示食品だったの?

みかんが骨の健康を保つ?知らなかった食品の機能。

4月からスタートした「機能性表示食品」。食品の新しい表示制度で、食品が、パッケージなどに「健康の維持・増進に役立つ」といった内容の表示ができるようになったのです。具体的な例としては「○○みかんは、『β-クリプトキサンチン』を含み、骨の健康を保つ食品です。更年期以降の女性の方に適しています」といった表記が想定されています。注目は、サプリメントや加工食品のほか、野菜や魚などの生鮮食品も対象になっていることです。しかしスタートしたとはいえ準備中の企業が多く、そうした商品が店頭に並ぶようになるのは夏前のようですから、そろそろ店頭で見かけるようになるでしょう。これまで健康に関する表示ができる食品としては、特定保健用食品(トクホ)と栄養機能食品がありました。どちらかといえば、厚労省などお役所的、お上の認可制度でしたが、今度は私たち消費者の味方のはずの(?)消費者庁の認定制度ですから期待が持てます。でも、みかんの例があるように、何でも機能性があることに…?

トクホよりハードル低くなり科学的根拠の届出で表示可能山木屋FS210の機能性表示食品イラスト
前述したように健康に関する表示ができる食品としては、これまで、トクホ(特定保健用食品)と栄養機能食品がありました。トクホは、「脂肪の吸収を抑える」コーラや、「血圧が高めの人」向けのお茶などがコマーシャルなどでお馴染みです。規定としては「体の生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品で、特定の保健の用途に資する旨を表示するもの」となっています。このトクホは、製品ごとに国の審査や許可が必要で、体への効果を証明するための大がかりな調査・研究を企業自らが実施しなければなりません。また栄養機能食品とは、たとえば、カルシウムは「骨や歯の形成に必要な栄養素です」と表示できるように、「栄養成分(ビタミン、ミネラル)の補給のために利用される食品で、5種類のミネラル、12種類のビタミンについて、規格基準が定められています。新しく始まった機能性表示食品は、企業が表示の科学的根拠(自社で実施した調査・研究でなくとも可)を消費者庁に届け出るだけで済みます。企業にとってはトクホよりハードルが低いと思われ、制度の利用を検討する企業も多いようです。

「どうなるか」のイメージよりどの位そうなるかをチェック
今度の機能性表示食品は、みかんの例のように「誰に対して」「どうなるか」表示されるのが特徴です。消費者庁へ「食品の機能を表示するに足る科学的根拠」を届け出ればよく、それに基づいた表示が可能なのです。トクホのような国の審査や許可は不要ですがガイドラインはあって、試験管内の実験や、動物実験ではなく、人間を対象として最終製品を用いた臨床試験を実施するか、研究レビューを行わねばなりません。その中で誰に対して・何をすると・何と比べて・どうなるかを明らかにする必要があります。しかし、このどうなるかは、血液検査などのような誰が行っても同じという意味で客観的ものでなく、人によって感じ方が異なる「体が軽くなった」というように主観的で良いのです。ですから消費者としては、「なんだか良さそう」というイメージに惑わされず、「どのくらいそうなるのか」をチェックする必要がありそうです。

<山木屋フォーシーズン Vol.210/2015年 春の号より>


健康のために飲むコーヒーはノンカロリー、ブラック、砂糖抜きで!

脂肪分解酵素のリパーゼを活性化させるカフェイン。山木屋FS206のコーヒーイラスト

コーヒーに関していえば、コーラより以前からある種の健康への効力がいわれていました。例えばコーヒーの主成分のカフェインには、脂肪分解酵素であるリパーゼを活性化させる働きがあり、リパーゼが、体の中に貯蔵されている脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解し、脂肪酸を血液中に放出して、それをさらに筋肉に送り込みます。そしてそれがエネルギーとして消費される、脂肪燃焼です。つまり、カフェインによって体内の脂肪が分解されやすい状態になるという具合です。そしてカフェインの摂取量の上限は1日に300~350mlと言われています。コーヒー1杯は、濃さにもよりますが、だいたい150ml前後のカフェインが含まれているので、1日3杯くらいまでが目安。コーヒーを飲む量や頻度とガン、糖尿病などについての関係を調べると、コーヒーを適量飲む人が、いちばん疾病率が低くなっているそうです。この適量というのは1日に3杯程度。適量に満たない場合も、それ以上飲んでも疾病率が上がります。ちなみに、より効率よく脂肪を燃焼するためには、運動する前後に飲むといいそうです。

コーヒーのクロロゲン酸(ポリフェノール化合物)がガンを抑制?
コマーシャル等で最近いわれているコーヒーの健康に有効な成分が、クロロゲン酸やポリフェノールで、クロロゲン酸は、カフェ酸とキナ酸が結合したポリフェノール化合物なので、ほぼ同じものです。そしてラットを使った実験で分かったのが、クロロゲン酸は、肝ガン細胞の増殖を抑制する効果が高いということでした。ラットにコーヒーを与えて、細胞の中の、ガン細胞の発生に関与すると思われる活性酸素の量を測定したところ、コーヒーのある種の成分が活性酸素を「食べている」と考えるのが自然な結果が得られたそうです。もちろんこの結果は、細胞レベルとラットを使った動物実験に基づいたものなので、すぐに人間へ応用できるわけではありませんが、毎日の適量のコーヒーで健康体を維持できるのであれば、これに勝ることはありません。そしてガンのほか、糖尿病や腎炎との関係も現在研究中だとか。これまで数百年にわたって飲まれ続けてきたコーヒーには、なんらかの有用性があるのかもしれません。

コーヒーが好きな女性のお肌がキレイなわけは?
さらに、特に女性に耳寄りな情報があります。ある大学のコーヒー摂取量とシミの関連性を調べた研究によると、「コーヒーを日常的に飲んでいる人は肌にシミが少ない」という結果が出たのです。肌のシミとなるメラニンは、肌の角化細胞が「メラニンを作れ」と色素細胞に指令を出すことでできるのですが、どうも色素細胞がメラニンを作る過程で、コーヒーのクロロゲン酸がメラニンを作らせない何らかの働きをしているのではないかと考えられるようです。それも、およそ30%は抑制しているのだとか。ご存知のようにシミには紫外線が大敵。紫外線による「光老化」を防ぎ、シミを予防するコツは、日光と食事に注意しつつ、コーヒーを楽しみながら毎日飲むことのようです。この場合も、コーヒーの適量は1日に3杯まで、多い日でも5〜6杯だそうです。

<山木屋フォーシーズン Vol.206/2014年 新年号より>


日本人なら誰もが知っているラジオ体操は気軽にできる健康法。

椅子に座ったままできる「みんなの体操」もあります。

現在ラジオ体操は、NHKのラジオとテレビで毎日、定期的に放送されています。始業前や午後3時にラジオ体操を行っている職場も意外と多いようで、PCに向かってのデスクワークが多い私も、午後3時にはラジオの前で身体を動かすようにしています。このラジオ体操、今ある程度の年齢の方なら身体に覚え込まされていて、忘れたつもりでも、あのメロディを聞けば勝手に身体が動き出すのではないでしょうか。ラジオ体操は国民の健康増進と体力向上のために、昭和3年に始められた「国民保険体操」という体操が元になっている“官製”の体操。その後、終戦による中断を経て、1951年に現在まで続く「ラジオ体操第1」が作られました。だから学校や地域ぐるみで朝から“オイッチニ”したわけです。さらに「ラジオ体操第2」ほか、ご高齢の方などが椅子に座ったままでもできる「みんなの体操」も考案されました。

エアロビ、筋トレ、ストレッチ、全部まとめてイチニッサン。山木屋FS202のラジオ体操イラスト
健康づくりのためのスポーツといえば、ウォーキング等やエアロビクス、水泳、ジムでの筋トレ、ストレッチといろいろ思い出されますが、注意したいのは、身体の必須3大運動と言われる「有酸素運動」「筋力トレーニング」「ストレッチ」の単品メニューに偏りがちだということです。もちろんそれぞれに運動することでの効果はありますが、できれば満遍なくしたいところ。たとえば水泳選手だって水泳(=有酸素運動)に筋力トレーニングを取り入れ、ストレッチも欠かしません。しかし毎日たっぷり時間をとってスポーツしてもいられない私たちには、短時間で3大運動をまとめてこなせる運動が便利…それがラジオ体操です。動きそのものは筋力トレーニングとストレッチですが、有酸素運動については、ラジオ体操第1を2回・5分間、やり終えた後に少し息が切れるくらいキビキビとやれば充分な効果があるそうです。第1・第2と続けてももちろんオーケーです。また、時間があるときはウォーキングと組み合わせるともっと効果的です。さらに◎ポイント。私のように朝のイメージが強いラジオ体操ですが、もっとも効果的なのは昼食後にすることで、就寝前もおすすめ。寝つきが良くなり成長ホルモンの分泌が促されます。細胞の再生能力が維持され、老化を防げるようですよ!

15分間で1日の約1/5のカロリーを消費できる!
小学生のころに覚えたせいか “軽~い”運動のように思っていたラジオ体操ですが、それは寝ぼけたままテキトーに体操していたからのようで、前述のように本気でメリハリをつけてやると、かなりハードな運動にもなります。誰もが知っている日本のトップアスリートを育成した中京大学の湯浅教授の研究では、ラジオ体操をしたときの消費エネルギーは、第1と第2をあわせて約30キロカロリー、15分間続ければ約60キロカロリーにもなるそうです。一般的に成人男性の1日あたりの理想の運動量が300キロカロリーでウォーキングなら1万歩ですから、たった15分間ラジオ体操をしっかりやるだけで、約1/5(女性の場合は1日200キロカロリーの約1/3)を消費できるのです!ところでラジオ体操のほか世界には、ドイツ体操、スウェーデン体操、デンマーク体操の「世界3大体操」(えーっ?)があるってご存知でしたか。
◆参考 「ラジオ体操でからだが若返る!」湯浅景元/監修洋泉社MOOK

<山木屋フォーシーズン Vol.202/2012年 夏秋合併号より>


日本伝統の発酵食品「塩麹」は美味しい料理と健康の心強い味方。

食材の持つグルタミン酸を増やしてしまうマジック。

日本の伝統的な調味料である塩麹。麹と塩、水を混ぜて発酵・熟成させたもので、古くから野菜や魚の漬物床として利用されてきました。これが漬物床だけでない利用法が広まるにつれ、その美味しさが評判となって様々なレシピが書籍や料理教室で紹介されるようになりました。ある大学の発酵調味料についての研究によると、サバの塩麹漬けでは、塩麹に漬けてないサバに比べ、塩麹に漬けてあるサバは、旨味成分であるグルタミン酸が約3割増えていることが分かったそうです。塩麹で食材を漬けることで、塩麹の持つ酵素が魚や肉のたんぱく質に働きかけ、グルタミン酸を作り出しているのです。そして特に塩麹と相性が良いのが鶏肉。鶏肉自体もグルタミン酸をつくる酵素を持っていて、塩麹の酵素との相乗効果で旨味が増えるようです。漬ける前にフォークで刺したり切り込みを入れてやると、より旨味が増します。

ポリフェノールにアミノ酸、乳酸菌やビタミンB群も。
そもそも麹(こうじ)は、発酵するための菌を繁殖させた米や大豆などのことで、“発酵の元”といえるもの。菌をつけた穀物によって米麹、豆麹などと呼び分けられ、味噌や醤油、酒を造るのに欠かせません。塩麹は、米麹を塩と水で発酵させたもので、味付け調味料が食品の味を決めてしまうことがよくあるのに対して、塩麹はあらゆる食材と相性がよく、自分は前に出ずに食材の旨味を引き出して美味しくしてしまう、まさに万能調味料です。さらには、多数の酵素が含まれており、美と健康に効果ありとされています。その主なものは次の通りです。●アンチエイジング効果/麹菌が、体内で老化つまり酸化の要因となる活性酸素を中和し、また発酵過程でポリフェノールも抽出するため、お肌と身体の老化を抑制します。●ストレス軽減/麹にはアミノ酸の一種であるGABA(ギャバ)が発生しますが、これには抑制系の神経伝達物質として神経を鎮静させる働きがあります。●便秘解消・整腸作用/腸内環境を整える乳酸菌を豊富に含んでいるのでお通じも改善します。●疲労回復/ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、葉酸など)がエネルギーを供給してくれます。また、塩と麹の配合で造る塩麹は、塩の量に比べてしっかりと旨味が出るため少量で充分な味付けができ、結果的に塩分が控えめになるのも◎です。

ブームで塩麹が売り切れ? 手作りは意外と簡単です。
ブームのおかげで、発酵済みのお手軽な瓶入り塩麹が、近所のスーパーやネットで買えるようになりました。ただ、基本は手作りの我が家の味。塩麹を自宅で作る方法をご紹介しましょう。簡単ですよ。●まずは麹と塩を用意します。麹には生麹と乾燥麹がありますが、最近はスーパーなどで簡単に入手できる乾燥麹を使います。●乾燥麹と、麹に対し重さで3分の1〜4分の1程度の塩を混ぜます。●それにヒタヒタになるくらいの水を加えます。●あとは常温で10日〜2週間程度発酵させます。●麹の粒が溶けてきて、水分がトロトロになれば出来上がりです。冷蔵庫だと半年間程度は保存可能です(塩麹は塩分があまり高くないので必ず冷蔵庫で保存)。また、酵素をより働かせて旨味を増やすためには、食材を一晩漬け込んだ方が良く、グルタミン酸をつくる酵素がよく働くのは約50℃なので、塩麹に漬けた食材を弱火で調理するのも美味しいそうです。

<山木屋フォーシーズン Vol.201/2012年 春の号より>


イタタタ…その腰痛が生活習慣病予備軍のサインかも!?

山木屋FS197のイラストテレビを見ながらだって腹筋はできるけど…。

まず筆者の主に腰痛は、おなかまわりに脂肪がついたメタボ体型に原因がありました。どうしてもおなかを突き出して反り返る姿勢になりがちで、本来あるべき背骨のゆったりとしたS字カーブが、腰の辺りできつくなり、腰に大きな負担をかけているのです。しかも肥満の人は腰を支える筋肉が低下していることが多く、背骨を支える機能が衰えている場合も。そうです腰痛を改善するのは、ダイエットで減量し、腹筋や背筋を鍛えておなかを引き締めることなのですね。ここで筆者の生活習慣をチェックしてみましょう。
□一日の大半、パソコンで仕事をしている。
□休日は家でゴロゴロ、テレビやDVDを見たりしていることが多い(特に冬場)。
□スポーツは苦手で面倒くさい(だから運動不足)。これらの特徴に、筆者は違いますが
□長時間クルマを運転する仕事(近所でも車で出かけることが多い)

なんて項目を加えたら、かなり多数の皆さんが「自分も…」と思い当たるのではないでしょうか。そしてこの腰痛チェックポイントは、肥満チェックポイントでもあったのです。

メタボから生活習慣病へ着実にステップアップ。
改めてメタボの診断基準をご紹介しますと、
□おへそまわりが男性で85㎝以上、女性で90㎝以上(見直す動きあり)
□血圧は最高130㎜Hg以上または最低85㎜Hg以上
□脂質が中性脂肪150㎎/dl以上またはHDLコレステロール40㎎/dl未満
□血糖は空腹時血糖値110㎎/dl以上

となっていて、2項目以上が該当するとメタボリック症候群と診断されます。数年前にメタボ予備軍と診断された筆者の場合は、おへそまわり85㎝以上で、中性脂肪が正常範囲内であるものの増加傾向を示していることで、予備軍とされたのでした。以来、平均して毎日1時間は歩いているつもりですが若干ずつ増加して…。お医者さんからすれば、加齢とともに基礎代謝が低下し、それにつれて消費エネルギーも下がってきているのに以前と同様に食べている、つまり摂取エネルギーが上回るから余分なカロリーは蓄積されるのが当たり前ということです。もう正真正銘のメタボ。さすがに、血圧、脂質、血糖それぞれの値がどうなったかが気になってきました。それは、ご存知のことと思いますが、高血圧、脂質異常症、糖尿病は日本人の死因の2/3を占めるとされる生活習慣病。筆者はメタボ予備軍から生活習慣病予備軍にステップアップしているかもしれません。かつては成人病と呼ばれていた生活習慣病でも、高血圧、脂質異常症、糖尿病に肥満を加えたこれらは、命にかかわる病気を引き起こす可能性が指摘されており、「死の四重奏」と怖い呼び名が付いているほど。その名の通り日常の生活習慣と深く関わっているのです。

親の生活習慣が、子供を成人病にする危険性あり。
では生活習慣病のチェックポイントです。
【A群】□濃いめの味付けが好きだ□夜中にトイレに起きることが増えた□肩こりや不眠が続く□ストレスがたまりやすい
【B群】□魚より肉、煮物より揚げ物が好きだ□体の一部に異常に汗をかく□黒目のフチが白くなってきた□タバコをよく吸う
【C群】□よく食べるのに体重が減ってきた□のどが渇きやすい□最近視力が落ちた気がする□自分の尿の臭いが気になる

などで、A群にチェックが多くあれば高血圧に、B群にチェックが多くあれば脂質異常症に、C群にチェックが多くあれば糖尿病に注意が必要です。特に高血圧は自覚症状がないことから、サイレントキラー(沈黙の殺し屋)と呼ばれるほど死亡率が高く、このチェックが多かったら早目に検査しましょう。

良く食べ、運動し、寝る。タバコは生活習慣病の大敵。山木屋FS197のイラスト
生活習慣病を防ぐには、なんといっても適度な運動(ジョギングやウオーキングなどの有酸素運動。水中歩行なども効果的)と、適切な食事(1日30品目を目安にバランスよく。腹八分目で)ということになります。反対に避けるべきはタバコです。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させて血圧を上げ、一酸化炭素が中性脂肪や悪玉コレステロールを増やして血栓を出来やすくします。お酒は適度な量をキープしましょう。善玉コレステロールを増やして血行を促進するなどの利点もあるお酒ですが、飲み過ぎは肝臓に負担がかかり、胃酸の分泌がふえて食欲旺盛になって食べすぎ、脂分や塩分の多いつまみ類が多くなりがちです。また、深酒や食べすぎは、成長ホルモンを活発に分泌して皮膚や血液の代謝を促す、質の良い睡眠の妨げにもなります。

<山木屋フォーシーズン Vol.198/2011年 春の号より>


低体温のクールビューティーよりあの熱い松岡さんが健康的!!

山木屋FS197のイラスト自宅で遭難もあり得る冬の低体温の怖さ

低体温といえば「冬山で遭難して…低体温になり…」というニュースを耳にしますが、冷え性と違って、特殊な環境下で起こる一時的なもののように思えます。これが大間違い!なんと子どもの3割、高齢者の4割が低体温という調査結果もあるほどです。そして、一日の体温の変化のグラフと、突然死した人の時間帯のグラフを重ねてみると、体温が下がる時間帯ほど突然死が増えていることが分かってきました。この時間帯は、特に自覚せずに低体温に陥りやすい睡眠時。このように体温が下がってしまうと、寝ている間に突然死する「布団の中で凍死」のようなケースに陥る可能性があるのです。最近の研究では、体温がわずか1.5度低下するだけで、免疫機能の低下を引き起こして感染症を増加させるだけでなく、重い心臓疾患のリスクが2~3倍に上がるとさえ報告されています。寒い冬には、たとえ暖かい布団で眠っていても、10度以下の寒い部屋で寝ていると、呼吸によって内臓が直接冷やされ、体温が35度台まで低下してしまうこともあるようです。

冷え性か低体温か?自分の平熱を測ってみる
冷え性を自覚している方を驚かすような話題ですが、実は冷え症と低体温は違うのです。長い間自分は冷え性だと思っているAさんとBさんを例にしてみましょう。体温を測ってみると、Aさんは35・1度の低体温なのに、Bさんは36・6度といたって普通。何が違うのでしょう?手足の冷えは、指先などの末梢血管を収縮させて、暖かい血液を中に閉じ込めて熱が逃げないようにする、つまり、熱を逃さないための大事な仕組みなのです。体の表面が冷たくなるのは、寒さに対して体の内部の温度(深部温)を守ろうと反応している証拠。この人間に備わった寒さから身を守る防御システムが過剰に反応してしまうのが、女性に多い症状である冷え性です。これがBさん。Bさんは、手足が冷たくなってしまうのはつらいのですが、山木屋FS197のイラスト体温低下防御システムの働きが強い人ともいえます。では、同様に深部温を保つ能力は高いはずのAさんは、なぜ体温が低いのでしょう。それは、手足の血液を体の中心に移動させたものの、それでもなお熱が足りない、そもそも身体の中で作られる熱が少なかったのです。その原因は主に極端なダイエット(少食)、筋力不足、甲状腺ホルモンの減少の3つ。つまり“熱くなれない”タイプなのです。

手足ぽかぽかなのに自分で気づかない低体温
そしてAさんBさんより高齢のCさん。Cさんは35・5度の低体温。しかし、室内どころか寒い屋外でも手足がぽかぽかで、冷え性の自覚もありません。どうして低体温なのでしょう。Cさん実は、本来なら寒さにあたるとおこらなければならない血管の収縮がおこらないために、どんどん体温が逃げてしまう、“熱を逃がす”タイプだったのです。一般的には、なぜ血管が収縮しないかというと、血管収縮の命令を出す交感神経の機能低下が原因。他にも体質やストレス、不規則な生活リズムなどによっておこると考えられます。でもCさんは、もっと当たり前の誰にも避けられぬ原因で血管が収縮しないのです。それが老化。特別な異常ではなく、老化によって血管が硬くなると、交感神経が命令をちゃんと出しても、血管の収縮がうまくいかなくなるのです。そのため、高齢者には低体温の方が多いようです。さらに、この熱を逃がすタイプの方には危険なことが!実は、血管が収縮せずに放熱しているため、本人は体ぽかぽか。その結果、保温など適切な対処をとらずに、どんどん体の熱を逃がしていることに気づきにくいのです。

バランスの良い食事と適度な運動が大切
Aさんのような熱くなれないタイプとBさんの冷え性の対策は、何といっても「たんぱく質」を多くとる食事法です。たんぱく質は、消化すると他の食べ物より多くの熱が生まれます。肉や魚介類を多く取り入れ、総カロリー数の40%以上をたんぱく質でとれば、体温アップの効果があります。熱を逃がすタイプの方(若・中年向け)は、1枚薄着になってのウォーキングがおすすめ。特に寒さを感じるセンサーが集まる顔周りを外気に出せば交感神経の活動が高まり、血管の収縮機能が高まります。老化によって収縮力を失った血管を改善することも可能です。また、屋外に出て運動をするのが困難な高齢の方は、老化によって収縮力を失う血管の順番(足→背中→胸→腕→頭)に保温するのがポイント。

<山木屋フォーシーズン Vol.197/2011年 新春号より>


無理なダイエットをしなくともよく食べることでメタボは防げる!?

食事の基本は腹八分目だけど分かりにくい…
メタボの方の食事シーンを、意地悪くイメージしてみましょう。大きく口をあけて左手にどんぶりや皿を持ち、箸で一気に食物をかきこむ、いわゆるドカ食い。大食いの世界では「ブルドーザー食い」と呼ばれる食べ方です。口いっぱいにかきこみ、それから噛む。といってもいっぱいにほおばっていますから噛むのも大変。適当なところでごっくんと飲み込みます。こんな食べ方ではなかなか満腹感が得られません。満腹感が得られるまで食べれば、必要な食事量をオーバー。これでは普通に体を動かしたところで、過剰な食事のエネルギーは内臓脂肪となって蓄えられるだけ。メタボ地獄へ真っ逆さま、いちど落ちてしまえば蟻地獄のようになかなか抜け出せません。一般的にサラリーマンの方などは、山木屋FS196のメタボ防止イラスト間食やおやつなどは取りにくいはずなので、一日三度の食事+たまの酒席だけと考えれば、食事そのものが摂取量オーバーになっていることに納得していただけるのではないでしょうか。「腹八分目」が大事なわけですね。えっ「腹八分目の感覚が分からない」ですか?

歯医者さんが教える歯の健康とメタボ
「腹八分目の感覚」の前に、日本歯科医師会の調査レポートをご紹介しましょう。それによればメタボリックシンドロームと歯の健康、たとえば糖尿病と歯周病が深く関係しているらしいのです。具体的には、食事の際によく噛まないことと、虫歯や歯周病など歯が不健康なこと、そしてメタボ。この三者間に因果関係があるらしいのです。よく噛むことはそれ自体、歯と歯ぐきを丈夫にしてくれます。そしてよく噛むと、その刺激が脳に伝わり、神経伝達物質の一種ヒスタミンが脳内で放出されます。この脳内ヒスタミンがあると「アタマがスッキリ」状態で、食欲の抑制にも働くのだそうです。つまり、よく噛めば噛むほど、自ずから食べすぎを防ぐことができるということなんですね。また、噛むことでエネルギー代謝が促進され、脂肪燃焼、体脂肪の減少にもつながると考えられているようです。もうお分かりでしょう。腹八分目などと意識せずともよく噛んで食事すれば、適度な量で満腹になり、食べ過ぎることがないわけです。筆者もよく叱られるのですが、口の中に食べ物があるのに次のものに箸をつけるのは、行儀が悪いだけでなく、メタボ防止にとってもタブーなのです。食事中も意識的に箸を休めて噛む回数を多くするようにするとよいでしょう。最近ダイエット本が人気のメーカーの社食で、社員さんが実践していたのですが、食事の際、意識的に利き手でない左手で箸を使い、ゆっくり時間をかけて食べるのだそうです。ひと口ひと口をよく噛むようになり、ダイエットに成功したのだとか。

食前にガムを噛めばてっとり早く腹八分目
また、食前にキシリトールガムを噛むと、体重減少に効果があることが分かりました。よく噛むことのメタボ改善効果を検証するための実験なのですが、1日3回、食前に10分間、キシリトールガムを噛むと、4週間で1%、10週間で平均2%近い体重の減少が認められたようです。毎日体重を計る習慣のある方はお分かりでしょうが、1%程度の変動は日常茶飯事。でも2%減少してそのまま増えなければ、体重が減り始めたといえるのではないでしょうか。この実験では、肥満度の高い人ほど体重減少効果が大きく、内臓脂肪が多い人ではその減少が確認されたらしいのです。どうやら、ガムをよく噛むことで脳内ヒスタミンが放出されるようです。もちろんガムは、キシリトールなどを使った糖類0グラムのものでないと逆効果です。

歯無しでメタボなんて話にならないように
そんなわけで歯の健康とメタボ防止・改善には密接な関係があったのですね。正しく歯をみがくこと、そして失った歯はブリッジや入れ歯の治療を受けて「噛む力を維持する」のが大事なようです。筆者の経験では、虫歯で歯を欠けたままにしておくと噛み合わせが悪くなり、それが首、背骨、脊椎に悪影響を及ぼすと忠告されたことがあります。これからは、歯をこのままにしておくとメタボになる危険がありますなんて診断されるのでしょうか。今年の夏の猛暑。たっぷり汗をかいて身体を絞るはずだったのに、暑すぎてエアコンが効いた室内に閉じこもり運動不足。夏バテ知らずで体重が増えた人も多いようです。これからの季節、美味しいものを食べるときは、よ~お~く噛むようにしましょうね。

<山木屋フォーシーズン Vol.196/2010年 夏秋合併号より>


臭いがつくのも肺ガンもイヤ!他人のタバコならなおさらです。

県民の健康を守る受動喫煙防止への取組
神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例」(以下「条例」と略)、これは言うまでもなく、非喫煙者が吸いたくもないタバコの煙を吸ってしまうことを防ごうというもの。他自治体でも、おもにポイ捨て防止が狙いでしょうが、街頭での喫煙を禁止する条例は見られます。しかしこの「条例」は、もっと積極的に住民の健康を守るという意味合いが強くなっているように思われます。そしてその概要は、学校・病院・商店・官公庁など(第1種施設)は禁煙、飲食店・ホテルなど(第2種施設)は禁煙か分煙の選択が義務付けられる、また施設の区分に関係なく分煙基準を満たす喫煙所の設置は可能、山木屋FS195の受動喫煙イラストとなっています。そのうえで禁煙区域における喫煙の場合、個人は2万円以下の、対策を施さない施設管理者は5万円以下の過料を科せられます(過料は金銭罰だが刑罰ではないもの・科料は最も軽い刑罰で罰金より軽いもの)。なお大規模な飲食店(床面積100㎡超)では11年4月からの適用で、横浜中華街に多く見られる50席ほどの中規模店には適用されています。

受動喫煙でも肺ガンのリスクは高まる
この「条例」が定められたのも、ほかの人が吸っているタバコの煙を吸わされる「受動喫煙」での、肺ガンのリスクが高いからにほかなりません。厚生労働省の調べでは、日本では現在、肺ガンによる死亡者数は、1年間で6万人とされています。この治療にかかる医療費も莫大で、「条例」は自治体の医療費支出を少しでも抑制しようという狙いがあるのかもしれません。肺ガンが起こる原因には加齢、遺伝、大気汚染、アスベスト(石綿)などもありますが、最大のものは喫煙なのは間違いないようで、非喫煙者と比較して、喫煙者では肺ガンが発生するリスクは男性で4〜5倍、女性では2〜3倍に高まります。さらに受動喫煙では、肺ガンのリスクが1.1〜1.2倍になるようです。肺ガンは、肺の正常な細胞の遺伝子が傷ついて、ガン細胞に変化する病気ということができます。ここで、肺が酸素を血液中に取り込み全身に送っていることを思い出すと、ガンが肺で大きくなるだけでなく、血液(リンパ液も)の流れに乗って、ほかの臓器へ転移することが十分考えられます。そこで増殖し始めたら…。肺の周囲には多くの血管やリンパ管があるため、肺ガンは転移しやすいのが特徴です。

なかなか気付きにくい肺ガンの兆候
肺ガンのもう一つの特徴は、早期には、症状がほとんど表れないことです。症状があらわれたときには進行していることが多く、治癒が難しいことも少なくありません。ですから防止することが大事で、なんといっても喫煙者はタバコをやめること、非喫煙者はできるだけタバコの煙を吸わないようにすることで、「条例」がいきてくるわけです。最近では検査技術も進歩してきているので、早期の小さな肺がんも発見できるようになってきており、早期の内なら治癒する確率も高くなっています。治療も、患者さんの体への負担が軽いものになってきているようです。

煙に巻かれる前に検診を受けておく
現在も販売されているタバコのパッケージには、「肺気腫を悪化させる危険性を高めます」という警告文が印刷されていますが、肺ガンについては触れられていません。ましてや空気中に漂うタバコの煙の害についてまでは責任は負えないということでしょうが、世界的にも、受動喫煙であってもタバコの煙の害は明白。自分で予防、早期発見・治療するしかなさそうです。喫煙者の方も、近いうちにタバコの値上げがありそうですから、この機会に禁煙を始めてみてはいかがですか。

<山木屋フォーシーズン Vol.195/2010年 春の号より>


肩凝り、美肌効果、ダイエット… 次の温泉行きは効果で選ぼう。

いろいろある温泉と純度100%の源泉かけ流し
自然ゆたかな非日常の空間に身を置くだけでも癒される温泉ですが、温泉で表示されているのを見かけるように、いくつかの種類があります。温泉法(!)によれば「地中から湧出する温水、鉱水および水蒸気そのほかのガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)」とあり、さらに泉源での湯温が25℃以上のものか、山木屋FS194の肩こり美肌ダイエットイラスト硫黄や鉄などの国が定める19種の成分のうち1種でも基準値を満たしていることが条件付けられています。ということは、温泉とひとくちにいっても、水を混ぜて量を増やしていても、一度使用した温泉を殺菌処理して循環・再使用しても温泉といえるのです。これに対して、文字どおり湯管から湯舟に温泉を入れ、そのまま溢れさせているのが「源泉かけ流し」。いわゆる純度100%の新鮮な温泉といっところでしょうか。いずれにせよ温泉の効果としては、身体を温めることで得られる、代謝機能のアップがあげられます。そして19種の成分のうち何が含まれているかで、さらなる効き目が異なってきます。

肩凝り、冷え性なら半身浴でもじ〜っくり
冬に温泉といえば何といっても、肩凝りや冷え性への効果を期待する方が多いのではないでしょうか。そんな方には塩化物泉(食塩泉)がおすすめです。肩凝りや冷え性には、ぬるめの湯に身を沈めて血行を良くし、末梢神経の活性化を促すことが大切です。半身浴でもいいのでとにかくじっくりと時間をかけて温まりましょう。血流を少し速めることで血液に含まれる栄養素を神経の抹消まで運べば、新陳代謝が活発になってきて自然と身体がほぐれてきます。湯舟の中で首を動かしたり肩を揉んだりするとより効果的です。塩化物泉のほかには、造血作用が促進される含鉄泉も効果があります。神奈川県でいえば奥湯河原温泉が代表的。透明な塩化物硫酸塩泉が豊富に湧いているそうです。なお塩化物泉は飲めば名前のとおりしょっぱい味がしますが、飲用に適しているかどうかは宿の方に確認してからにしましょう。(同じ温泉地のすべてが同一の泉質というわけではありませんが、血行を良くする塩化物泉は「子宝の湯」とも呼ばれています)

美肌、美人の湯もあなたの肌にあわせて
山木屋FS194の肩こり美肌ダイエットイラストさて、いつの時代も女性が温泉に求めるものといえば、美肌効果なのではないでしょうか。それには硫黄泉、アルカリ性泉(単純泉)、重曹泉(炭酸水素塩泉)に入るのが良いようです。さらに、いずれもスベスベ肌効果なのですが、皮膚を柔らかくして美白効果のある硫黄泉、肌の潤いが欲しいなら皮膚の乾燥を抑え保水性が持続するアルカリ性の単純泉、ツルツルになりたいなら角質を溶かし、表皮を柔らかくする重曹泉と目的別に選びましょう。源泉のフレッシュなお湯ならば顔にパッティングするようにつけ、入浴中も皮膚を乾かないようにすると効果もアップするそうです。神奈川県では箱根七湯のひとつである芦之湯温泉(宮ノ下温泉と芦ノ湖の中間辺り)に、弱アルカリ性の硫黄泉「美肌の湯」が多く、七沢温泉(東丹沢七沢温泉郷)はPh9.5の強アルカリ性のまろやかな湯だそうです。芦之湯温泉は源泉宿の宝庫といわれているそうですから期待大。ちなみに日本三大美人の湯というのをご存知ですか。群馬県・川中温泉、和歌山県・龍神温泉、島根県・湯の川温泉がそれで、共通しているのは少しぬるめの湯に、長時間入ることが良いそうです。

風呂から風呂へと巡ればカロリーも消費できる?
冒頭で温泉へ行く楽しみのひとつに美味しいもの…をあげましたが、ダイエットに温泉の効果はあるのでしょうか。これがあるんですよ!特に飲用できる硫酸塩泉は、飲むと肥満の大敵である便秘の解消に効果的といいますから、ぜひ試してみたいものです。また、湯に浸かって身体をよ〜く温めて血行を良くすることは、ダイエットにも効果あり。その意味では肩凝りや冷え性でおすすめの、塩化物泉(食塩泉)が良いようです。さらに、湯舟の中で前屈したり身体をひねったりと、家庭のお風呂ではできない軽い運動も温泉ならOK。気になる部分を揉みほぐすのも尚良し。前述の奥湯河原温泉や伊豆の下賀茂温泉がおすすめですが、風呂数が多い宿や温泉街で湯巡りすれば、カロリー消費も期待できるというものです。

<山木屋フォーシーズン Vol.194/2010年 新春号より>


同じ病気やケガでも、薬代が大きく違うジェネリック医薬品。

院内・院外、先発・後発品で薬代は倍も違うことがある
こんな経験、皆さんもあるのではないでしょうか。筆者の場合は友人との診療内容も処方せんも比較できないので分かりませんが、ひとつ言えるのは、薬をもらうのが「院内処方」か「院外処方」かという違いです。診察を受けた病院や診療所で薬をもらう院内処方と、処方せんをもらって外山木屋FS192のジェネリック医薬品イラストの薬局で受け取る院外処方とでは、支払う薬代は異なるようです。さらに最近は、これに新薬(先発品)かジェネリック医薬品(後発品)の要素が加わって、同じ処方せんでも薬代が大きく変わるのです。つまり「院内・先発品」「院内・ジェネリック」「院外・先発品」「院外・ジェネリック」の4パターンの組み合わせ。ある調べでは、高血圧・糖尿病・高脂血症の慢性疾患を持つ30代サラリーマン男性を想定して、30日分の薬代を試算してみると、もっとも安いのが「院内・ジェネリック」で2千百円に対し、もっとも高い「院外・先発品」で4千8百50円と大きな開きがありました。もちろんこれだけの差になるのは、薬剤料の違いだけではなく、2百床以上の病院か否か、薬局は1カ月に受け付ける処方せんが4千枚以下で、そのうち特定の医療機関のものが70%以下などと、条件により計算のもとになる点数(診療報酬単価)が異なるためです。ちなみに筆者の場合は「院外・先発品」でしたが、総合病院でもなければこのケースが多いのでは…。

カゼを軽く見るわけじゃないがジェネリックでも充分…?
先の4パターンの試算の内訳から薬剤料だけを見てみると、院内・院外ともにジェネリックは1千8百90円(6百30点)、先発品のそれは3千6百90円(1千2百30点)でした。このジェネリックと先発品の違いは、先発品は、様々な症状に対して有効な成分は?どんな原材料が良いか?など医薬品メーカーそれぞれの開発研究費、特許料などが価格に含まれているのに対し、カゼ薬など一般的なもののジェネリックは、開発が古くて特許が切れており、ほとんど開発費をかけずに先発品と同じ有効成分のものを販売できるからです。薬によってはひとつの先発品に20種類以上のジェネリックがあり、価格も先発品の20〜70%と幅があるようです。同じ“効き目”なら、患者側からお願いしなくてもお医者さんがジェネリックを処方してくれても良さそうですが、まだまだジェネリックは普及していません。ジェネリックの品質や副作用に不安を感じているお医者さんが多いこと(有効成分が同じでも他の含有成分が異なると効果が違うこともあるので)、ジェネリックをそろえていない薬局も少なくないことなどを、その理由として厚生労働省はあげています。

「お薬手帳」は薬の種類、量、服用の仕方が管理できて便利
そして先発品もジェネリックも薬局で調剤したほうが高くなっています。数年ほど前から薬局で「お薬手帳」がもらえるようになりましたが、何か関係あるのでしようか。あの手帳、その人がこれまでにどんな薬を服用したかが分かることで、その人にあう薬あわない薬が分かって便利なものです。それだけでなく、慢性的な疾患がある患者さんなどでは、指示どおり服用しているか飲み残しはないかも分かり、服用をすすめたり医師に連絡したりと治療の面でも役立っています。また、薬局の薬剤師が処方に疑問を感じて医師に照会することもあったりと、院内処方するよりも、薬局の薬剤師が独立した立場で薬の種類、量、服用の仕方をチェックすることで未然に薬害を防げると、厚労省がメリットが大きいとして“医薬分業”を進めてきた結果でした。現在では医薬分業が全国に広まり(03年度で50%超)、一時期批判を浴びた病院の薬漬けや儲けすぎも無くなりつつあるようです。

処方せんをよ〜くチェック!これならジェネリックOK
さて、増加する国の薬剤費支出(医療費の20%超)を抑制するのがジェネリックの狙いですから、先発品かジェネリックかは患者が選べるというのが原則です(院内・院外処方も自由ですが国の医薬分業推進の結果、選び難くなっています)。でも、お医者さんに遠慮してジェネリックを指定できないようなら、処方せんをチェック。処方せんにある『後発医薬品(ジェネリック医薬品)への変更が全て不可の場合、以下に署名又は記名・押印』という欄にお医者さんの署名がなかったら、患者が薬局に申し出てジェネリックヘ変更することが可能なのです。生活習慣病などで長期的に薬を飲まなくてはならないほど負担額が大きくなりますから。

<山木屋フォーシーズン Vol.192/2009年 春の号より>


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